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第8回文学フリマ読書感想その1

「勝鹿 瑞穂文学 2008 56号」(千葉商科大学文芸部

最初に苦言を申し上げれば、どうやったらこんなに読みにくくなるんだってくらい文字組が悪い。フォントがなぜか横長だし、字詰めがぐちゃぐちゃだし(横書き用のフォント使ったのか?)、右と左のページで文字の大きさが違ったりすることあるし。いくら無料とはいえ、ここは改善可能だろう。
表紙はマットコートのカバーつきで講談社文芸文庫のごとき風合い。

ボーイミーツガール的な若々しい作品の多い中、スカイタダヤス氏の「河童」という掌編が異彩を放つ。
父が釣ってきた河童を食べる、その河童の味や食感をひたすら述べ立てるだけなのだが、けしてグロテスクではなく<秋田県南部ではカレーの中に河童を入れる家庭もある>とか、河童は白いご飯に合わない、とか、とぼけた調子が小気味良い。
  
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by lol_5 | 2009-05-14 21:42 | 文学フリマ
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