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第10回文学フリマ読書感想(1)

「実験 No.8」(実験倶楽部

アイヌケンネル「明日に向かって書け」

web社会を代表するような、浮遊した固有名詞を撒き散らしながら、コンビニ強盗を繰り返しつつ、「小説」から多摩川へ逃走を続けるサンダンス・キッドとブッチ・キャシディ。(以上あらすじ、比喩ではない)
ナンセンスに見えても割合筋道はしっかりしていて、嫌味がない。

高橋源一郎の影響明らかだが、やけに素直で愛らしい二人のギャングが、アホかと思えるくらい簡素な文体で、立ち止まらずにずかずか突き進んでいく。だもんで唐突な展開でもすんなり読み続けられる。
身内の作品だけど良かった。
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by lol_5 | 2010-06-03 21:51 | 文学フリマ
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