大阪開催、非常に盛り上がっていました。印象としては、売るにしても買うにしても学生さんや若い方々が非常に熱心だったなと思いました。なんか面白い子とも知り合えたし。
見本誌コーナーが会場のステージ部分、一段高いところにあって、立ち読みする人が群らがってるさまを視認できるのが斬新だなあと思いました。あんまり売れてない時間に見本誌コーナー見て、「あんなに人いっぱいいるじゃん」と元気をしぼりだすこともしばしばでした。 刺激的な1日でした。 単独参加のうえ、前日ほぼ1日中京都を歩き回っていたため、あまり新規開拓できなかったのが心残りです。 それでも、まあ多少は買ったので、頑張って早めに読みます。 LOL16号、どうせ売れねえだろと思ってあんまり作らなかったのですが、けっこうさばけて、もう在庫が関係者分くらいしか残ってません。だれだ、大阪は財布の紐が固いって言ったヤツは。 まだ作ってないんですけど、kindleの電子書籍にしようと思っていますので興味ある方はそちらでお願いいたします。 あと全体的に出品作品のデザインを気に入っていただいた方(16号の表紙は俺だけど)も多かったので、これはもう郡司さまさまです。 感想などありましたら、ツイッターとかブログとかなんやらでね、お願いしますね。 http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20130414 #
by lol_5
| 2013-04-15 21:50
| 文学フリマ
LOL第16号 2013年4月14日発行 電子書籍kindle 200円
紙版は残部僅少ですが、電子書籍kindleで販売しています。 スマホ、タブレットならkindleのアプリで読めます。 amazonのページ 収録作品 ☆小説 うっぷす「傘がない」 大学の後輩に面白い小説を書く女の子がいたのでお願いしました。コミュニケーションに支障がある人々の、鈍い痛々しさで読み進めるほどテンションがただ下がっていく良い小説です。かつて児童文学のサークルに提出したことがある作品だそうで、この人かわいらしいのにどうかしてんだなと思いました。 木嶋章夫「碧いうさぎ紅いうさぎ」「金色の砂漠」 サークル「ストカスト」ですでに活躍している木嶋さんに小編2本いただきました。それぞれが女性主体、男性主体の別のお話ですが、両作を貫く独特の屈折した世界観に、テンションさがることうけあいます。 ☆戯曲 奥村拓・構成「新美南吉の日記1931-1935」 気鋭の演出家奥村拓氏が「ごんぎつね」の新美南吉の日記を戯曲として再構成しました。昨年世田谷の民家みたいなギャラリーで上演された作品です。夭折の天才童話作家の単なる記録ではなく、その不安や鬱屈がまるで現在の奥村さんのこと、いや我々のことのようにに感じられる生々しさがあります。もちろんテンション下がります。 ☆企画 「石橋英明(31)の女子力☆up大作戦」 毎回駄文を寄稿してもらっているメタボ中年に女子のふりしてお菓子作りをしてもらいました。この記事を作成中テンションが下がりっぱなしでした。 ![]() #
by lol_5
| 2013-04-07 10:07
| LOLバックナンバー
今まで劇団日本のラジオと文藝同人LOLを同じブログ、メールアドレスで運用していましたが、なんだか訳わかんなくなってきたのとシナジー効果もまったくないので、分割することにしました。
文藝同人LOLの情報や同人誌関係の記事は引き続きこちらで更新します。 日本のラジオの新しいブログはこちら あとLOL関係のご連絡はこちらの新しいメールにお願いします。 bungeidouzinlolアットマークgmail.com それでは来年もよろしくお願いします。 #
by lol_5
| 2012-12-30 11:24
| お知らせ
「突き抜け5」(突き抜け派)
4人の作家で小説が4本。 前回の「突き抜け4」では表紙と中身の挿し絵をくさしたが、今回は挿絵はなく、表紙も落ち着いた感じ。なぜだか少し寂しい。 ひのじ「ドナルドダックとコーヒーを」 人生のわき役にすら選ばれない、モテない三十路の女子が、友達に男子紹介されたけども持ち前のコンプレックスでウジウジする話。 相手に送るメールの文面なんかがリアルに「あ、これ良くない」って感じで、男でも身につまされるが、つかず離れずの三人称の、主人公の描写に愛嬌があるので、重かったりくどかったりはしない。 正直タイトルはあんまり好みじゃないけど、ラストのオチにほっこりした気持ちになる。 前回はがっつり少女小説だったけど今回は全然違くて、のびのびいろんなもの書ける人なんだなと思った。 #
by lol_5
| 2012-12-02 16:23
| 文学フリマ
「IT」(おおきなかぶ)
2人の作家で小説が3本に短歌集が1本。装丁が丁寧でその筋のセンスが感じられる。 DJ Yudetaro 「友達の披露宴」 上京して貧乏暮らしをしている語り手に、在郷の友人から電話がかかってきて、今までの交流を振り返りながら彼の結婚披露宴に向かう、というわりとベタな「変な親友紹介物」。 まあ、展開はありがちとはいえ、友人「柳井」の、実直すぎてただ夢中に前へ進むことにしか興味を示さない、その破天荒な人柄と、そこから引き起こる絶妙にありそうでなさそうなエピソードは魅力的。語り手はバカバカしさを装いながらも、その得難く個性的な友人を、無駄のないことばでやさしく見守っている。 おっとりした気分で読める良い作品だと思う。 #
by lol_5
| 2012-11-23 01:00
| 文学フリマ
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